東京大学・シカゴ大学合同ワークショップ「東京大学とシカゴ大学における日本研究」が開催されました
2015.04.16
報告
シカゴ大学と東洋文化研究所の間の戦略的パートナーシップ構築の一環として、3月30日(月)にシカゴ大学で、東京大学・シカゴ大学合同で大学院生主体のワークショップ「東京大学とシカゴ大学における日本研究」が行われました。このパートナーシップ・プログラムでは、シカゴ大学において日本研究に従事する大学院生、教員と本研究所の国際総合日本学(GJS)研究プログラムが母体となり3年にわたり交流が行われます。本年度は東京大学からは新居洋子氏(東洋文化研究所・特任研究員)および柳忠熙氏(東京大学総合文化研究科・博士後期課程)が参加し、シカゴ大学からも3名の大学院生の発表がありました。シカゴ大学では大学院生が主体となってワークショップを企画・運営する伝統があり、発表者同志が積極的に意見を交わしながら、時間が足りなくなるまで活発な議論が続きました。本パートナーシップによる大学院生合同ワークショップは、2015年10月にはシカゴ大学で、翌年度には東京大学で開催される予定です。プログラムは以下の通りです。
プログラム
Japan Studies at the University of Chicago and the University of Tokyo
A Joint Workshop
Date: March 30, 2015, 9:00-11:30 a.m.
Venue: Social Sciences Building, John Hope Franklin Room, The University of Chicago
Schedule
9:00-9:15 | Opening Remarks |
9:15-10:00 | Graduate Student Presentations I Robert Greenlee (Divinity School, University of Chicago)“Tokugawa Religion and Law” Ryu Chung-hee (University of Tokyo)“Yun Chi-ho’s Enlightenment Thought and Christian Liberty: In Comparison with Fukuzawa Yukichi’s View of Liberty and Religion” Ryan Yokota (History, University of Chicago)“Okinawa: Autonomy and Sovereignty” |
10:00-10:20 | Break |
10:20- 11:50 | Graduate Student Presentations II Nii Yoko (University of Tokyo)“Jesuits’ Interpretation of Ancient China within the Context of Premodern East Asian Thought” Ishikawa Tadashi (EALC, University of Chicago)“Colonial Taiwan: Family, Discourse and Law” |
10:50-11:30 | Open Discussion |
当日の様子
シカゴ大学での合同ワークショップの様子
ワークショップ終了後にシカゴ大学のキャンパスにて撮影