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第67回GJSセミナー首里城:ウフグシクの復元(1992年)から火災(2019年)までの意味と意義

日時: 2020年6月16日(火)16:00~17:00
会場: オンライン(Zoomウェビナー)
発表者: トラビス・サイフマン(東京大学史料編纂所・特任研究員)
使用言語: 日本語
GJS_seminar_20200616
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発表概要:
昨年2019年10月、沖縄のシンボルである首里城の中心部7棟が火災で焼失しました。この事件をきっかけに、いまふたたび首里城の意味や意義が考えられるようになりました。首里城は1992年に戦後初めて復元されましたが、これをただの観光施設、いわば偽物と見なすひともいる一方、多くの沖縄県民にとっては琉球王国の輝かしい歴史と文化、そして琉球人全体の強靭さと戦後復興のシンボルです。
復元前後と火災前後の新聞や展示図録などに加えて、最近のうちなんちゅとの対話を手がかりに、本発表では、首里城への沖縄県民の気持ち、姿勢、考え方を検討します。
本発表では、首里城の果たしてきた「城郭博物館」や「歴史文化博物館」としての機能、博物館や史跡やシンボルとしての意義を指摘します。


当日の様子

主催:東京大学国際総合日本学ネットワーク(GJS)
共催:東京大学東洋文化研究所(IASA)
問い合わせ:gjs[at]ioc.u-tokyo.ac.jp