「東京学派」研究会 「東アジアの伝統仏教学と近代仏教学」
日時: | 2019年11月5日(火)17:00~18:30 |
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会場: | 東京大学東洋文化研究所 第二会議室(3階) |
司会: | 馬場紀寿(東京大学東洋文化研究所教授) | 発表者: | 柳幹康(花園大学国際禅学研究所副所長) 一色大悟(東京大学ヒューマニティーズセンター特任助教) |
使用言語: | 日本語 |
発表概要: 東アジアの近代知を考察する場合、前近代から近代にわたる大きな流れとして、仏教を無視することはできない。中国では康有為、章炳麟、梁啓超らの革命思想家が、日本では井上円了、和辻哲郎らの近代思想家が仏教思想の影響を受けていた。本シンポジウムでは、宋代以降の東アジアで仏教の教科書・百科全書の役割を果たした『宗鏡録』の諸影響と、東京大学における近代仏教学の成立に焦点を当てて、東アジアの仏教知の伝統と近代を考察する。