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国際ワークショップ 東京学派と近代教養の編成

日時: 2019年7月8日(月)13:00~17:30
会場: 東京大学東洋文化研究所 第一会議室(3階)
発表者: 中島隆博(東京大学)
石田正人(ハワイ大学)
町泉寿郎(二松學舍大学)
ディスカッサント: Li Chenyang(南洋理工大学)
張志強(中国社会科学院)
使用言語: 日本語
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発表概要: 本ワークショップは、「東京学派」内外の近代教養の実態を探ることを目的とするものである。「東京学派」とは、近代日本において東京大学を中心として形成された学術を指す発見的な概念である。京都大学の西田幾多郎を中心とする「京都学派」に比べ、代表となる人物をもたない脱中心的な東京学派の実態は複雑であり、その批判的考察には困難が伴う。

本ワークショップは、近代日本において東京大学の内外で発展した学問、特に沖縄学・日本儒学・儒教教育に焦点を当て、その問題系、その思想的・政治的・社会的影響を明らかにすることを目指す。これらの検討は、「東京学派」の実態、近代日本の教養の編成の解明につながるはずであると考えられる。

共催:
東京大学東アジア藝文書院 (EAA)
科研費基盤研究(B)「東京学派の研究」
科研費基盤研究(B)「グローバル化する中国における現代思想と伝統に関する研究」