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国際総合日本学(GJS)ネットワーク ラウンドテーブル・ワークショップ プラセンジット・デュアラ教授(デューク大学)の近著『グローバル近代の危機:アジアの伝統と持続可能な未来』の書評会

日時: 2019年6月24日(月)13:00~15:35
会場: 東京大学東洋文化研究所 大会議室(3階)
発表者: プラセンジット・デュアラ(デューク大学)
磯前順一(国際日本文化研究センター)
中島隆博(東京大学東洋文化研究所)
鍾以江(東京大学東洋文化研究所)
使用言語: 英語、日本語
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人物紹介: プラセンジット・デュアラ氏はデューク大学教授(オスカー・タン記念東アジア研究講座)です。彼はインドで生まれ育ち、ハーバード大学で中国史の博士号を取得しました。シカゴ大学歴史学科教授、同学科長、同大学中国学委員会委員長(1991~2008年)を務めました。その後、ラッフルズ・ヒューマニティーズ教授、シンガポール国立大学アジア研究所所長(2008年~2015年)を歴任。さらに、2019-2020年のアジア研究協会(AAS)会長に選出されました。

1988年には『文化・権力・国家:1900年~1942年における華北農村』(スタンフォード大学出版)を出版、フェアバンク賞(アメリカ歴史学会)やレビンソン賞(アジア研究協会)を受賞。そのほか、著作には『ネーションから歴史を救い出す』(シカゴ大学出版、1995年)、『主権と正統:満洲国と東アジアの近代』(ローマン出版、2003年)があり、さらに近著には『グローバル近代の危機:アジアの伝統と持続可能な未来』(ケンブリッジ大学出版、2014年)がある。1996年以来、世界各国で約150件の基調講演と優れた講義を行い、彼の研究成果は中国語・日本語・韓国語・ヨーロッパ言語に幅広く翻訳されています。2017年にはオスロ大学より名誉博士号を授与されました。  

プログラム: 13:00-13:20 デュアラ教授の研究紹介(鍾以江)
13:20-13:35 ご自身による近著の内容紹介(デュアラ)
13:35-13:55 コメント(中島隆博)
13:55-14:15 コメント(磯前順一)
14:15-15:05 ラウンドテーブル・ディスカッション
15:05-15:35 質疑応答

当日の様子

主催:東京大学国際総合日本学ネットワーク(GJS)
共催:共催:国際日本研究コンソーシアム、東京大学東洋文化研究所(IASA)、科研「東京学派の研究」
問い合わせ:gjs[at]ioc.u-tokyo.ac.jp