第3回GJSサマープログラムを開催しました

2018.08.20
タイトル: 第3回GJSサマープログラム
日時: 2018年7月30日(月)-8月10日(金)

報告

昨年度に引き続いて第3回国際総合日本学(Global Japan Studies)サマープログラム“An Inquiry into Japan’s Postwar”が、7月30日―8月10日に開催された。今回参加したのは海外の学部・大学院学生19名と本学学部生1名。海外からは香港中文大学、ヴァッサー大学、北京工業大学、アムステルダム大学、上海ニューヨーク大学、セント・アンドルーズ大学、パリ政治学院、ノッティンガム大学、アリゾナ大学、ケンブリッジ大学、アルバータ大学、香港大学、国立清華大学(台湾)、太原師範学院、トロント大学、上海外国語大学、筑波大学の学生が参加し、各々専門分野も多岐にわたるバラエティーに富んだ顔ぶれとなった。12日間にわたるプログラム期間中、午前中は先ず日本語の授業への参加、それから本学を代表する講師陣による、「戦後日本」の歩みを様々な角度から検証する講演を聴き、その後講師を交えてランチディスカッションを行った。午後はそれぞれ講演と深く関連する場所、たとえば山谷地区、靖国神社、カップヌードルミュージアム(安藤百福発明記念館)、鹿島建設、岡本太郎記念館そして東京湾オリンピック・パラリンピック開催エリアなどをめぐるフィールドトリップに出かけた。今回もプログラムの大テーマは「戦後日本」で、講義の内容はどれも専門性の高いものだったが、日々の講義とフィールドトリップがリンクし合い、参加者たちの中に様々な問題意識が芽生えたようで、回を重ねるごとにディスカッションも熱を帯びたものになっていった。最終日には参加学生が5つのグループに分かれて、プログラムの内容を踏まえたテーマによる発表を行い、その成果に対して参加学生全員に修了証が贈られた。

当日の様子

鹿島建設本社で、ユニバーサルデザインについて説明をするエンジニアの原さん

白波瀬佐和子教授と昼食を共にしながらの討論会

カップヌードルミュージアムのチキンラーメンファクトリーで麺作り体験

パナソニックセンター「オリンピック・パラリンピック」での記念撮影