第25回GJS講演会を開催しました

2018.01.26
タイトル: 多様化と収斂――明治日本における機関車技術の発展
講演者: 中村尚史教授(東京大学社会科学研究所副所長)
日時: 2018年1月19日(金), 15:00~17:00
会場: 東京大学東洋文化研究所 第一会議室(3階)
使用言語: 英語

GJS講演会の報告

2018年1月19日、中村尚史教授(東京大学社会科学研究所副所長)によるGJS特別講演会「多様化と収斂――明治日本における機関車技術の発展」が開催された。司会は東文研の園田茂人教授がつとめた。講演では、明治時代における日本の鉄道の発展史が四つの段階に区分され、貴重な画像史料を交えながら、日本がイギリスや、アメリカ、ドイツの技術を吸収した上で独自の機関車を製造するに至った過程が克明に描き出された。講演に続いて、フロアから多くの質問があり、技術輸入に関わる特許問題や鉄道と時間観念の形成との関連性、日本の機関車の特性など様々な視点から活発な議論がかわされた。

当日の様子